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ファッション雑誌の概略と歴史 アンアン族から押切もえ、蛯原友里まで。

Filed under: ファッション雑誌 — admin @ 18:04:29

ファッション雑誌と一口に言っても、今は性別、年齢、生活・収入レベルや、多様な読者別のファッション傾向別に実に多くのファッション雑誌が発行されている。

特に1980年代後半のバブル景気以降はファッション雑誌の内容ががさらに細分化していると言われている。

その反面、廃刊されるファッション雑誌も多く、女性ファッション雑誌の草分けといわれた『Olive』(マガジンハウス)や『mcシスター』(当時の婦人画報社、現・アシェット婦人画報社)の廃刊があり、また近年ではインターネットの普及により『ef』(主婦の友社)がデジタル媒体に移行するなどの動きがある。

洋服や装飾品だけでなく、ライフスタイル全般にその対象を振ったファッション雑誌も多く、『アンノン族』を生み出した『アンアン』・『non-no』などが女性の若者文化に大きな影響を与えた。

近年では景気の低位安定化、情報源の多様化などにより、女性ファッション雑誌ではファッション情報に特化した実用性を求める傾向が強まっているが、近年は男性ファッション雑誌に文化記事を重視する傾向が目立つ。ファッション記事やグラビアよりも若年サラリーマン向けのビジネスノウハウ記事が目立つ『GQ JAPAN』や、逆に、自動車雑誌であるものの、ファッション記事にも多くのページを割く『NAVI』のような男性用ファッション雑誌もある。近年「ちょい不良(ワル)オヤジ」等のスタイル提案で知られる中年男性ファッション雑誌『LEON』(主婦と生活社)のように、単なるファッションだけにとどまらず、スタイルや生き方にまで及ぶ流行を生み出そうとしているファッション雑誌もある。

2000年代に入り、ファッションの多様化が進む一方、活字媒体全般にわたり不調と言われている現在、パンク・ファッションやストリートファッション、モード系など個性や先鋭的なセンスを打ち出すファッション雑誌は一部に根強い支持があるものの、全体としては男性誌・女性誌ともに実利的な異性受け(「モテ」と称される)するファッションを重視する傾向が強まっている。10代後半から20代の女性向けファッション雑誌というカテゴリで圧倒的に強みを持つ『CanCam』がその代表格である。

近年では『CanCam』専属モデルである押切もえ、蛯原友里が誌面で着用した服は、即完売するという圧倒的な影響力をもっており、ファッション雑誌の持つ影響力は新時代を迎えていると言えよう。

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